カーボン素材の魅力

JC Sportlineが取り扱うおもな素材は、エアロパーツの素材でもっともスタンダートな「FRP」、スポーツカー向けエアロでおなじみの「CARBON」、そして本格的なレース車両に採用する特殊素材「DRY CARBON」の3つです。
これらの素材にはそれぞれメリットとデメリットがございます。JC Sportlineではそれぞれの素材が持つメリットを最大限引き出しつつ、適正なところに適正な素材を採用。ユーザーが求める性能を実現するべく、日々研究を重ね実践テストを行っております。
それではまず、各素材の特徴を紹介していきましょう。

  • カーボンとは

    カーボン(Carbon)は、元素のひとつ「炭素(元素記号:C)」のことを指します。工業部品・製品に用いられる場合は、カーボンファイバー(炭素繊維)やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの素材を指すのが一般的です。

    カーボンファイバーは、アクリル繊維を約1,000℃もの高温で焼き炭化させた繊維。これを織り込んで作られる生地がカーボンクロスであり、カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材がCFRPです。これらカーボン素材の持つ高い機能性は、様々な製品の材料として使われています。

  • カーボンの特長

    カーボン繊維強化プラスチックは、鉄と比較し引張強度が約10倍…高強度!比重は約1/4…超軽量!が最大の特徴です。

  • ところで「平織りと綾織り」ってどう違う?

    カーボンパーツには、炭素繊維の織り方の違いで「平織り」と「綾織り」にわけられる。

    • 平織とは、カーボンの繊維の束が交互に編み込まれています。その為、カーボンの柄はチェッカーフラッグの様に見えます。
    • 綾織とは、カーボンの繊維の束が1束飛ばしで編み込まれています。その為、カーボンの柄は斜めに現れ大きく見えます。

    綾織りはナナメに模様が入るため、見た目の良さからドレスアップ系エアロに使われることが多い。

  • カーボンの二つ成形工法

    カーボンファイバーには、「ドライカーボン」と「ウエットカーボン」と呼ばれるカーボンの二つの成形工法がある。

    • ウェットカーボンは、ドライカーボンと同じように、カーボン繊維を用いてプラスチックを強化した、いわゆる炭素繊維強化プラスチックの1つです。カーボン繊維に樹脂を塗りこみ、自然乾燥させて形成するCFRPの成形工法の一つです。ドライカーボンに比べると製造工程が簡単で、コストを抑えて生産することができるというメリットがあります。
    • ドライカーボンは、熱硬化性のエポキシ樹脂をカーボン繊維に染み込ませ、それを型に何層にも貼り込んで、真空バッグで内部の空気をすべて抜いて、オートクレーブで加圧しながら加熱して硬化して作る。